高校生の連休の過ごし方
暖かい日と肌寒い日が交互に訪れる、いかにも三寒四温といった
日々ですね。本欄を読む皆様の健康をお祈り申し上げます。
さて、まもなく大型連休となりますが、高校生にぜひ実践して
ほしい「連休の過ごし方」を書きますね。
まず第一に、5月1日の日曜にはホテルエミシア東京立川で
「進学進路相談会」=第22回 国公私立大学入試相談会を弊社が
開催します。ここにぜひ参加して、多くの情報を集めましょう。
貴重なセミナー・資料もありますし、大学の方から最新の入試
情報などを聞けるブースもあり、全て無料です。
下記サイトから予約してください!
すみません、これは自社の宣伝も兼ねていました(笑)
次は全ての方に大事です!……それは、「読書の春」にしよう!
ということです。
高校生と大学生の最大の違いは何でしょうか?
それは、決められた内容を学習するのではなく、自分の選んだ
専門の内容を自分で研究していく「学びの形」の違いです。
高校でも「探究」といった新しい取り組みは進んでいますが、やはり
大学での学びは全く別物です。一般教養を深めつつ、専門性を追求して
いく学びの充実と楽しさは本当に素晴らしいものです。
ただ、多くの高校生はまだまだその世界が分かっていないように
私はふだん感じていますし、学問内容もよく知らない子が多いと
思っています。
そこでお勧めするのが「岩波ジュニア新書」ラインナップからの読書!
https://www.iwanami.co.jp/jr/
「ジュニア」と付いているだけあって、ふだん読書をしない方でも
十分読みやすい書かれ方です。それでいて内容はしっかり深い!
以前、某有名大学の経済学部に推薦で合格した生徒が、「最初に経済へ
興味を抱いたのは『経済の考え方がわかる本』を読んだときでした」と
語ってくれたのを覚えています。
(Amazonの★は4を切っていますが、2005年に出た本なので「古い」と
いう理由が大半だと思います。気にせず読んだ方がいいです。)
また、哲学科の出身の私でも、岩田靖夫先生の『ヨーロッパ思想入門』を
読んだときは衝撃を受けました。こんなに分かりやすく書けるなんて!!
それに、『砂糖の世界史』は断言します、名著です。
連休が部活で埋まっている人を除いて、ぜひ読書の春にしましょう。
将来につながる有益な読書を始めるチャンスです。あくまで個人の
見解ですが、こんなにハズレの少ないシリーズは他にありません。
難関国公立の小論文の役にも間違いなく立ちますし、学力のある
中学生ならもう読めるよう書かれています。
え? どれから読めばいいか分からない?
こちらのリンクに2年前に編まれたガイドブック(無料PDF)が
ありますので、最初はここから選べば間違いないでしょう。
https://www.iwanami.co.jp/news/n35665.html
素晴らしいシリーズなので図書館にも結構あるはずです。
『新・大学で何を学ぶか』も力を込めておススメします!
では皆様、充実した連休をお過ごしください。